子供の日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。(端午の節句)
兜と鎧(無銘ですが半世紀以前のもの)
端午とは、月の初め(端)の午(うま)の日を意味していました。午が五に通じる事から五日、それも数字の重なる五月五日を「端午の節句」として祝うようになりました。「菖蒲」を魔除けに飾る習わしが「尚武」に通じる事で男の子のお祝いの日になりました。鯉の滝登りで龍になる故事が「鯉のぼり」に示されています。
端午の節句に欠かせない「かしわ餅」ですが、かしわの葉は若い葉が出ないと古葉が落ちないことから跡継ぎが絶えないという縁起をかついで使われるようになったという説があります。
風月堂のかしわ餅はつぶあん、こしあん、みそあんの三種類がございます。
月遅れで祝う甲府では風月堂の節句飾りは「子供の日」を過ぎて6月5日まで続きます。かしわ餅も6月5日まで販売しております。
「尚武」の国、甲斐の武田信玄公の句として伝わる『人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり』は風月堂のお菓子つくりの心にも生き続けております。